マニュアルの投資対効果

マニュアルを作成するには、当然費用がかかります。

これは、自社で作成しても、専門の会社に依頼しても金額の差はあれ、同じことです。しかし、マニュアルを作る費用と作らないことによって生じる業務にかかる費用を比べたら、マニュアルを作る費用の方が安く済むことが多いと思います。
 

例えば、社内の経理システムを刷新して、その際にマニュアルを作った場合と作らなかった場合を想定してみます。

 

マニュアルを作成した場合

交通費の請求や立替金の請求、必要書類などを請求者がマニュアルを見て、完成したものを経理が受け取り、業務を遂行する。という、流れになります。

 

マニュアルを作成しなかった場合

経理システムの使い方や必要書類、請求までの流れを社員全体に周知させるための説明会を行ったり、社員が実際に使用した際にわからないところを経理に説明を求めたりすることが発生します。使用する社員は、質問を初めて聞きに行き、一度の説明で納得するかも知れませんが、経理担当者は、同じような質問を何人もの人から受け、その都度対応することになり、経理担当者は、自身の業務をこなせなくなってしまいます。結果として、マニュアルを作成するより、多大な費用が発生してしまう可能性があります。

 

このようなことは、極端な例かもしれませんが、マニュアルを作ることによって無くなる業務、効率化出来る業務とそれらにかかる費用が、マニュアルを作成するためにかかる費用とを比べれば、その投資対効果は測れると思います。